GPシリーズ第1戦スケートアメリカ8位の壷井達也(20=シスメックス)がショートプログラム(SP)に臨み、64・63点となった。

冒頭の4回転サルコーは出来栄え点で減点されながらも着氷。トリプルアクセル(3回転半)はステップアウト、後半の連続ジャンプでは3回転ルッツの着氷が乱れながら連続で3回転トーループをつけたが転倒した。

「6分間練習からちょっとアクセルがうまくはまらなくて苦戦してて。本番なんとか修正しようと頑張ったんですけど、やっぱりどこかで不安みたいなものがちょっと残ってしまいました」。自信を持てずに滑り始め、厳しい結果となった。

神戸大学国際人間科学部在学中。22年世界ジュニア選手権で銅メダルを獲得し、昨季からシニアに転向。前日23日の記者会見では「今大会の目標は1戦目のスケートアメリカですごい悔しい出来になってしまったので、1カ月間練習してきたことを全て出し尽くして、ショート、フリーをノーミスで終えたい」と引き締まった表情をみせていた。

この日は先に演技があった女子SPで、同門の先輩である三原舞依が、故障明けで万全でないながら、4位発進した。「一緒に練習してますけど、なかなか痛みの影響でできない中でも、ああやって本番しっかりまとめる力はまあすごいなって思いました」とあらためて尊敬のまなざしを向けた。同時に「だからこそ自分はこうして1カ月間しっかり練習が積めてきているのにもかかわらず、大きな舞台で出来ない弱さっていうのを比べて感じました」と省みた。

「このまま終わるわけにはいかないので、切り替えて頑張っていきます」。奮起を誓うフリーは25日に行われる。

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