ショートプログラム(SP)7位発進の島田麻央(15=木下アカデミー)は136・95点の合計202・18点を記録した。キスアンドクライでは、表情を変えずに評価を受け止めた。
冒頭のトリプルアクセル(3回転半)を着氷。4回転トーループは転倒したが、その後は切り替えてジャンプを次々と成功。ループは力が入ってしまい1回転になったが、安定感ある演技を披露した。
昨年は3位。大勢の観客、独特の空気感に体がこわばってしまったため、2回目の今年の目標は「楽しんで滑りたい」を据えた。この1年の間にジュニアグランプリ(GP)ファイナルや世界選手権を経験し、世界ジュニア女王として帰ってきたが、今回もスタート位置に立つと足が震えた。
「やっぱりこの舞台はほかの試合と違う緊張感があって、それに今年も勝てなかった」。
今月上旬のジュニアGPファイナルでは、トリプルアクセル(3回転半)と4回転ジャンプを日本女子として初めて同時成功させ、SP2位から逆転優勝を果たした。同時成功の確率を「4割」まで上げつつ、失敗しても切り替えられる練習を積んできた。
今大会では数値として掲げた昨年の得点(202・79点)超えにはわずかに届かなかったが、冬季ユースオリンピック(来年1月開幕、韓国)へ「ノーミスの演技ができるように頑張りたい」と気持ちを新たにした。


