2大会ぶり出場の山形中央は光泉カトリック(滋賀)に敗れ、初戦敗退となった。
序盤から大量リードを許すも、後半12分プロップ山田隆太郎(3年)がトライ。「あそこでサインというのは最初から決めいて、前日も練習を重ねたプレー。ここで取れなきゃ自分たちのやってきたことの意味が薄まると思ったので、意地でもトライしてやろうという気持ちで飛び込みました」。反撃は及ばなかったが、最後まで力を出し切った。
選手は17人。部員集めにも奮闘した。校内にポスターを貼り、始業式では全員で1年生棟に行き、教室を回って勧誘。「1回グラウンドまで来てもらおう」とラグビーの魅力を懸命に伝えた。
3年生3人は経験者が少ない下級生に教えるなかで、学びもあった。「最初は基礎から教えなきゃいけない。自分たちもちゃんと基礎をしっかり学び直して、正しいことを教えられるようにしました」。たくましく成長した14人の後輩とともに花園の舞台に立った。
勝利とはならなかったが、全国大会での経験は大きな財産だ。「悔しいところもあったけど、自分たちのやりたいことは何個かできた。1、2年生はもっと強くなると思う」と後輩へ思いを託した。


