全日本バレーボール高校選手権大会(春高バレー)が来月4日、東京体育館で開幕する。男子は、今大会唯一の初出場となった浜松修学舎が、10年連続50度目出場の古豪・崇徳(広島)と対戦する。
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初の全国舞台で、浜松修学舎が名門撃破に挑む。選手権6度の優勝を誇る崇徳(広島)との対戦に森貴明監督(65)は「戦ってみたかった相手。選手同様、私もワクワクしている」と話した。
中高一貫で指導を行ってきた指揮官は、昨夏の全国中学校体育大会(全中)で中等部を全国制覇に導き今春、高等部に進学したメンバーのチームへの融合を急いだ。6月の県総体決勝で完敗(0●2)した聖隷クリストファーに対し、11月の県選手権決勝では、1年生4人をスタメンに並べ再戦。粘り強いレシーブと多彩なコンビバレーで勝利(3○1)を収めた。森監督は「1年生が高校レベルの高さに慣れ、2・3年生は経験とパワーを手に入れた。大きく成長してくれた」と目を細めた。
上級生も負けてはいない。チーム最長身188センチのMB大塚奨(3年)は「全国では、3年生全員の気持ちを背負って戦いたい」と気合十分。さらに幅広いスパイクを武器に「完成度の高いサイド攻撃を見せたい。一戦必勝」と力を込めた。チームの得点源である1年生OH2人(赤堀悠人、關屋幸馬)とともに、高い打点から多彩な攻撃を展開するOH扇谷暉琉(2年)にも期待がかかる。「チームのエースとして、欲しいところで得点を取りたい。上級生の意地も見せます」と闘志を燃やしている。
1年生の台頭でチーム内に競争意識が芽生え、進化を続けるチームはこの冬、春高のコートで新たな歴史を刻むつもりだ。【山口昌久】


