全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)が4日、東京体育館で開幕する。1回戦で東亜学園(2年ぶり39度目、東京<2>)と対戦する新潟県代表の男子、東京学館新潟(2年ぶり15度目)は、エースの皆木海人(3年)が勝利のカギを握る。
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東京学館新潟の皆木からエースの自覚と覚悟がにじみ出た。「自分がチームを勝たさなきゃいけない。エースってそういう使命がある。この気持ちを強く持ってスパイクを打ち込みたい」。一昨年は県予選準決勝で上越総合技術に敗れた。悔しさをバネにはい上がってきたエースは「今年は決めきるところでしっかり決めることをずっと意識してきた。(全国でも)そういう場面で決めきれる自信はある」と言い切った。
強さはスパイクだけじゃない。同校の伝統の「粘り強さ」を象徴する守備力も武器。守備も攻撃もオールマイティーにこなす万能型エースだ。「難しいボールを上げたり、守備でもチームに貢献して『俺がいなきゃダメなんだ』って思ってもらえるようにしたい」と皆木。渡辺健太郎監督(39)も「バランサーとしては抜群な選手」と期待する。
対戦する東亜学園は春高4度Vを誇る。07年に県勢初の4強入りした時に準決勝で敗れている相手だが、皆木は勝負を心待ちにする。「オレンジコートでたくさん試合をしたい。チームとしても初の日本一という目標に向かって、一生懸命バレーを楽しみたい」。悔しさを乗り越えたエースが新たな道を切り開く。
◆皆木海人(みなき・かいと)2005年(平17)7月16日生まれ、三条市出身。三条四中1年からバレーを始め、3年時には県選抜に選出される。180センチ。最高到達点323センチ。血液型はB型。


