日本卓球協会は5日、都内で7月開幕のパリ五輪(オリンピック)男女日本代表候補予定選手を発表し、団体戦要員となる女子の3枠目に張本美和(15=木下グループ)が選出された。

五輪シングルス代表選考レースで3番手だった伊藤美誠(23=スターツ)の3大会連続出場はならなかった。

男子シングルス代表の張本智和(20=智和企画)の妹でも知られる美和は、昨秋の第6回選考会では早田を下して優勝し、先月の全日本選手権でも準優勝とアピール。前日4日には「結構ドキドキ。待つしかないです」と素直な心境を明かしていた。

これで兄との、日本卓球界では初の「きょうだい五輪」が実現する。1月の日本選手権でも智和は美和の成長に言及。「彼女はまだ15歳。今大会は(練習の)成果が本当に出たと思う。2位だけど喜んでいいと思うし、五輪の3枠目は、僕は妹に出てほしい。僕は何もできないですけど、兄として、そして男子の1選手として、妹が3枠目にふさわしいと思っています」と期待していた。

88年ソウル五輪で初採用された卓球競技。10大会目となるパリ五輪が日本史上初の「きょうだい五輪」の舞台となる。