女子テニスでシングルス元世界ランキング1位の大坂なおみ(26=フリー)が、今夏のパリ五輪出場へ意欲を示した。13日、東京・有明コロシアムで行われた国別対抗戦、ビリー・ジーン・キング杯予選カザフスタン戦の総括会見に出席。五輪への意思を問われると「許されるのであればパリ五輪に参加したい。子供の頃から見ていたスポーツの祭典で、夢見た大会だった」と、あらためて出場を強く希望した。

パリ五輪のシングルス出場枠は64。6月10日付の世界ランキング上位56人に優先的に出場権が付与される。22年9月に戦線を離脱し今年1月に復帰した大坂は現在同193位だが、けがや出産をした選手が復帰に際して使用できる「特別ランキングルール」により出場が可能。20年8月以降の国別対抗戦2試合のメンバー入りの条件も免除される見通しで、「ベストを尽くしたい」と力を込めた。

12日には約1年7カ月ぶりに国内で試合を行い、シングルスで1勝。この日の出場はなかったが、20年2月以来の同大会で、日本の勝利に貢献して「素晴らしい経験だった」。14日に日本をたち、今後は欧州の大会で調整予定。東京五輪は3回戦敗退。夢舞台でのリベンジを見据え、完全復帰の道を歩む。【勝部晃多】