GT500クラスは、ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTの8号車(野尻智紀/松下信治組)がポールトゥウィン。今年からホンダ勢が投入したCIVIC TYPE R-GTの初勝利となった。100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐組)が2位に入り、ホンダ勢がワンツーフィニッシュを飾った。

8号車の野尻は「スタートドライバーとして、過去の悪いイメージを払拭(ふっしょく)するぐらい後続を引き離さないといけないと思っていた。その通りの展開に持っていけたので、非常に良かった」と、逃げ切っての快勝に感無量だった。

チームメートの松下は「シビック初優勝、やったー! 野尻選手がギャップを築いてくれたので、タイヤをいたわって走った。後ろの100号車が速かったので、スイッチを入れ直して中盤以降飛ばしていったが、車がしっかりついてきてくれた。タイヤも良かった」と、新型マシンの初勝利を喜んだ。

ARTAの鈴木亜久里総監督は「シビックでの初優勝はうれしい。1年目のシーズンで厳しい立ち上がりだった。今回はウエートが軽かったのもあるが、やっと戦えるところまで来た。車をもうちょっと煮詰めて、後半戦に向けていい戦いができるように頑張っていきたい」と、シーズン後半へ気を引き締めていた。

スーパーGTでは、ドライバーの通算ポイントに応じたサクセスウエート(車両最低重量に加算する重り)が搭載され性能調整が行われる。ウエートが50kgを超えた場合、安全性を考えて燃料流量リストリクター(エンジンへの燃料流量を制限して出力制限を行う装置)を段階的に絞って、追加ウエートが50kg以内になるようにする。

14番手スタートの36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太組)は、今回リストリクターを2段階絞られて決勝に臨んだ。加速の鈍さに苦しんだが、コーナーでの速さを生かして追い上げ、7位まで順位を上げた。

GT300クラスは、65号車のLEON PYRAMID AMG(篠原拓朗/蒲生尚弥/黒澤治樹組)がポールトゥウィン。4号車のグッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也組)が2位でゴールし、メルセデス勢のワンツーフィニッシュだった。