フェラーリのシャルル・ルクレール(26、モナコ)が今季モナコGPに次ぐ2勝目を挙げた。マクラーレンのオスカー・ピアストリ(23、オーストラリア)が2位、同じくマクラーレンのランド・ノリス(24、英国)が3位だった。

レースは22周目にレッドブルのマックス・フェルスタッペン(26、オランダ)がピットイン。ハードタイヤからハードタイヤに交換したことで、2ストップ作戦があらわになった。しかも、右リアタイヤの交換に手間取ってタイムロスしてしまう。

これを受けて、マクラーレンはチームメート同士のバトルを許可する、チームカラーにちなんだ“パパイアルール”を発動した。

だが、これによりチーム内バトルでタイヤを消耗したことが裏目に出て、1ストップ作戦を選んだフェラーリに勝利を明け渡す結果となった。

自身の出身地モナコと、チームの本拠地モンツァで勝利を挙げたルクレールは「一番大事な2つのレースで勝てた。本当に特別。ティフォージ(イタリア語で熱狂的なファンのこと)にパワーをもらった。(次戦アゼルバイジャンGP開催地の)バクーは好きなコース。いい結果にしたい。フォルツァ・フェラーリ!」と、イタリア語を交えて喜びを口にした。

ポールポジションスタートのノリスは「1ストップももちろん考えていたが、グレーニング(タイヤのささくれ)を考えると、難しかった。フェラーリの方がよりタイヤに優しいマシンに仕上がっていた」とコメント。

ピアストリは「本当に痛い結果だ。タイヤのことを考えたら、1ストップはすごくリスキーだと思った。ミディアムは、すぐ壊れちゃったから」と残念がった。

RBの角田裕毅(24)は、ハースのニコ・ヒュルケンベルグ(37、ドイツ)と接触し7周でリタイア。僚友ダニエル・リカルド(35、オーストラリア)は13位。F1デビュー戦のフランコ・コラピント(21、アルゼンチン)は12位だった。