【プラハ=藤塚大輔】“4回転の神”イリア・マリニン(21=米国)が、3連覇を果たした。26日のショートプログラム(SP)では、今季世界最高となる111・29点で首位発進。フリーもトップの218・11点、合計329・40点で頂点に輝いた。

自身が世界で唯一跳べる4回転半こそ回避したものの、4回転ルッツ-オイラー-3回転サルコーを含む全3本のコンビネーションジャンプを演技後半に組み込む超高難度構成で勝負。計5本の4回転を成功させ、総合8位に沈んだ2月のミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)の雪辱を果たした。

同五輪銀メダルの鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)は、フリーで自己ベストを大幅に更新する212・87点で、合計306・67点。SPから順位を4つ上げ、2年ぶり4度目の銀メダルを手にした。

同五輪銅メダルの佐藤駿(22=エームサービス/明大)は、フリー192・70点の合計288・54点で銅メダルを獲得。2度目の大舞台で、初めて表彰台に立った。

同五輪金メダルのミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)は出場しなかった。

◆主な男子総合成績

〈1〉マリニン 329・40点 

〈2〉鍵山優真 306・67点

〈3〉佐藤駿 288・54点 

〈4〉スティーブン・ゴゴレフ(カナダ) 281・04点 

〈5〉アダム・シャオイムファ(フランス) 271・56点