ラグビー日本代表宮崎合宿参加メンバー発表会見が10日、都内で行われた。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(66)は、不適切発言による指導自粛と減俸の発表後では初の公の場となった。
会見の冒頭で「ラグビーの競技に対して敬意を欠く行動をしてしまい、お詫び申し上げます。今後はラグビーに対して敬意をもって尽くすことを誓います」などと語った。
ジョーンズHCは4月のU23日本代表オーストラリア遠征の試合中に、現地マッチオフィシャル等へ不適切な発言をした。発言の具体的な内容については言及を避けたが「特定のレフェリーの判断に不公平が垣間見えた。ハーフタイムでレフェリーにコメントをしてしまった」と説明。「ラグビーに対してリスペクトがない、敬意を払っていない態度を取ったことを後悔していて、反省をしています」と重ねて謝罪した。
5月13日に日本協会から6週間(4月24日~6月5日)の指導自粛と減俸が発表。5月22日のホンコン・チャイナ選抜戦から7月4日のイタリア戦にかけて、4試合の出場停止処分となっている。
この日は、13日から始まる宮崎合宿のメンバーも発表。FLリーチ・マイケル(37=BL東京)、SH斎藤直人(28=トゥールーズ)ら35人を選出した。今季のリーグワンで初制覇したコベルコ神戸スティーラーズからも、上ノ坊駿介(22)や上村樹輝(23)らを抜てきした。
これまでジョーンズHCはチームコンセプトに「超速ラグビー」を掲げてきた。会見で報道陣から新たなコンセプトについて問われると「トラブルを起こすな、です」とニヤリ。今回の自身の不適切発言を踏まえたものとみられる。
ジョークを発した上で「『ともに超速』です」とあらためて新コンセプトを発表。「ラグビーはトランディションが多くなっていて、連携や協働のプレーが求められる。アンストラクチャーの状況になった時、ただちに3人1組になって戦うこともある。そういう意味で『ともに』と付け加えた」と説明した。


