19日開幕の愛知・名古屋アジア大会に臨む卓球の日本代表の選手らが17日、東京都内で練習を公開した。
2021年東京オリンピック(五輪)混合ダブルス金を含む3メダルを獲得した伊藤美誠(25=スターツ)が、初のアジア大会に意気込んだ。
今大会は女子団体、混合ダブルスに出場。1994年広島大会以来、32年ぶりの国内開催となるアジア最高峰の祭典には「自分の中では東京オリンピックがもう一回行われるという気持ち」と言う。
5年前、新型コロナウイルス禍で無観客開催となった東京では「私のお母さんでさえ入れなかった」と振り返る。
これまで海外開催のアジア大会はワールドツアーや五輪前後に開催されることが多く、世界ランキングのためのポイント加算も少なかったことから出場を回避してきたという。
しかし、今回は地元静岡に隣接する愛知開催。当初は「ルールも分からなかった」と語るが、東海エリアでの開催を知り、即決した。会場には家族も応援に駆けつける予定だ。
21年東京では水谷隼とペアを組んで五輪史上初の金メダルを日本にもたらした。しかし、歓声のないスタンドを見て、思ったのか。「悲しくはないですけど、でも見てもらいたかったな」と本音を吐露した。
女子団体は20日、混合ダブルスは22日に初日を迎える。今回の意義については「東京とか、日本で行われるオリンピックって生きているうちに行われるか分からないので、やっぱりみんなに見てもらいたかった。自分だけとかじゃなくて、オリンピック自体を見てもらいたかった。今回も卓球だけというよりもいろんな方に見てもらいたい」と語っていた。


