カーリング女子の中部電力は9日、長野県軽井沢町のホームリンク軽井沢アイスパークで今季の新体制を発表した。

 サードで6月にも一般男性と結婚する見通しの市川美余(24)とリザーブ佐藤美幸(24)が退部し、17歳の高校生、北沢育恵(臼田高3年)が加入した。

 今後は従来のメンバーの清水絵美(23)藤沢五月(22)松村千秋(21)と新加入の北沢の4人で活動していく。

 市川は「以前からソチ五輪を区切りと決めていたあと4年続ける覚悟はできなかった」と退部理由を説明した。退部はするが、中部電力を退社するわけではない。チームの和田博明部長は「いつでも門戸は開いている」と将来の復帰を歓迎した。

 高校があるため会見に欠席した新加入の北沢は「日本選手権4連覇のトップチームに加入できて光栄。チームのために全力で頑張る」とコメントを寄せた。