バレーボールの日本女子代表候補が13日、東京・味の素トレセンで会見し、15歳で初選出された宮下遥(岡山シーガルズ)は「アピールというよりも、勉強する身。他の選手を見て、いいところはどんどん見習っていきたい」と抱負を語った。176センチの長身セッターで、09年11月に史上最年少の15歳2カ月でVリーグデビューし、4月に大阪国際滝井高に進学したばかりで代表候補入り。「技術よりも、将来のために経験を積む意味で選ばれたと思う。セッターはチームの要。チームを動かす、任されることにやりがいを感じる」と言葉は頼もしい。28日からの欧州・ブラジル遠征の15人からは漏れたが、8月のワールドGP、10月に日本で開幕する世界選手権、ロンドン五輪へ期待が膨らむ「超新星」だ。