昨年度リーグ6位近大が同2位立命大を破り、白星スタートを切った。前半6分から同17分までに、福山竜斗(2年=天理)中辻真大(3年=報徳学園)の両CTB、WTB宮宗翔(2年=大阪桐蔭)が先制の3連続トライで波に乗り、前半を35-7でターン。貯金を生かし、立命大の反撃をしのいだ。
中島茂監督(72)は「今日のキーポイント」に、公式戦初先発の1年生SH田原慶人(石見智翠館)の名前を挙げた。先輩SHに故障が相次いだため「本来4番手」のルーキーを大抜てき。田原は「周りの先輩が気を使ってくれて、僕は思いきりよくやるだけ」。試合開始早々、左足のスパイクのかかと部分がベロッとはがれた。ビニールテープでぐるぐる巻きにする応急処置でしのぎ、素早い球さばき、ハードタックルでチームに流れを呼び込んだ。
中島監督は今季の目標に「志は高く、関西制覇」と、7季ぶりの「大学選手権、節目の10度目出場(上位4校)」を掲げる。リーグ初戦の上位食いは、申し分ない滑り出しだ。



