全5試合に出場したフッカー堀江翔太(33=パナソニック)は、南アフリカの強力なFW陣に対抗した。後半31分にベンチへと退いたが、ベテランとしてFW陣をまとめた。4年前の再現はかなわず「自分たちがすることは全部出せた。南アフリカが強くてかなわなかった」と、完敗を認めながらすがすがしい表情を見せた。

「集大成」と位置づけた大会で、史上初のベスト8進出。「最高のチームでした。(4年前から)年を重ねるごとにいいチームになった。最後まで諦めない気持ちをみんなが持っていた」と、周囲を見渡して語った。「(南アフリカとの)レベルの違いは分かった。若い人たちが上に上がろうという気持ちを持ってくれたらいい」と、次代の代表に期待を込めた。