全国準Vから東大へ-。正月の全国高校ラグビーで準優勝した桐蔭学園(神奈川)のロック白石勘太郎(18)が10日、東京大学に合格した。白石は前期日程入試で理科1類を受験。平均3・19倍の難関をくぐり抜け、この日発表された3009人の合格者に名を連ねた。

 白石は186センチの長身を生かし、FWリーダーとしてチームをけん引。決勝では東福岡(福岡)に敗れたものの、4大会ぶりの決勝進出に貢献した。1月7日の決勝戦前には「勉強する時間がなくなる」と話していたが、同16、17日のセンター試験を経て最難関大へのトライに成功した。