<水泳世界選手権:競泳>◇7月31日◇イタリア・ローマ

 男子800メートルリレー決勝で、日本は3位にわずか0秒61及ばず4位となり、この種目で世界選手権史上初のメダル獲得はならなかった。予選を1位タイで突破。200メートル自由形で、史上最高の4位となった内田翔が、各国のエースが集まる第1泳者として4位と粘って引き継いだ。その後、優勝した米国、2位のロシアには引き離されたが、銅メダル争いは混戦。5位で受け継いだアンカーの松田丈志が4位に浮上し、3位オーストラリアに迫ったが届かなかった。松田は「4人が本気でメダルを狙っていたので悔しい。でも次のメダルへの第一歩」と、雪辱を期していた。