<水泳世界選手権:競泳>◇2日◇イタリア・ローマ

 男子50メートル背泳ぎ決勝で、2冠を狙った古賀淳也は、金メダルまで0秒20差の銀メダルだった。スタートは合図が出てからのリアクションタイムが0秒50と、決勝に進出した8人の中でもっとも速かった。だが浮き上がった時点でタンコックにリードを許し、そのまま逃げ切られた。それでも準決勝でマークした日本記録を0秒05更新。「バサロ(キック)は悪くなかった。馬力が違った。今大会全体では75点。やらないといけないことが、たくさん見えた」と振り返った。