<朝青龍の騒動経緯>

 ▼1月21日

 22日発売の写真週刊誌「フライデー」掲載の記事で、場所中の16日未明に泥酔して暴れ、警察が出動する騒ぎを起こしたことが発覚。取組後に記者から事実関係を聴かれた朝青龍は「いつものこと」と笑い飛ばす。

 ▼同22日

 被害者に朝青龍の個人マネジャーの一宮氏が名乗り出て、高砂親方は武蔵川理事長に報告。

 ▼同25日

 25回目の優勝を飾った初場所千秋楽翌日に高砂親方とともに協会へ呼ばれ、武蔵川理事長から口頭で厳重注意。

 ▼同27日

 「週刊新潮」の報道で、暴行した相手は一宮氏ではなく、別人の一般男性と判明。

 ▼同28日

 被害者男性が警視庁麻布署に被害相談に訪れていたことが判明。

 ▼同29日

 横審の鶴田委員長が自ら協会へ足を運び、武蔵川理事長に朝青龍への厳罰を求める。

 ▼同30日

 朝青龍が元幕内皇司の若藤親方の引退相撲で5日ぶりに公の場に登場も無言。高砂親方が「示談成立」を報告も、麻布署は朝青龍から事情を聴く方向で検討を開始。

 ▼同31日

 被害者が一転「暴行されたのはうそだった」と記した書類が、協会に提出されると判明。2人の個人マネジャーが警察から事情聴取された。

 ▼2月1日

 武蔵川理事長が「調査委員会」を発足。

 ▼同2日

 「調査委員会」の友綱委員長が会見。事情を聴いた個人マネジャー2人の「暴行はなかった」という証言に同調。

 ▼同4日

 理事会が朝青龍を暴行問題の聴取のため召喚。朝青龍が引退を表明。