大相撲の横綱審議委員会(横審)定例会が29日、東京・両国国技館で開かれ、横綱白鵬(25=宮城野)に特別記念品を贈ることを決めた。すでに秋場所後の定例会で表彰することを決め、「双葉山の69連勝を越えた場合」という条件付で、記念品を贈る案が出ていた。記録は63連勝で止まったが、鶴田卓彦委員長は「稀勢の里に負けて、その後も負けたりするとマイナス点になる。ところが、その後、全勝した。横綱としての地位を守った」と評価した。記念品は、東京芸大学長で金工作家の宮田亮平横審委員に制作を依頼した。