元小結垣添の雷(いかずち)親方(34=藤島)の引退相撲が1日、東京・両国国技館で行われた。断髪式では7度目の防衛に成功したWBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(33)ら約250人がはさみを入れ、最後は定年した先代武蔵川親方(元横綱三重ノ海)に続いて藤島親方(元大関武双山)が止めばさみを入れて、大銀杏(おおいちょう)に別れを告げた。

 日体大で学生横綱となり、01年春場所で初土俵を踏む予定だったが、10年の世界相撲選手権で左膝の前十字靱帯(じんたい)断裂。秋場所に幕下付け出しで番付に名前を連ねるも、デビューは全休から始まった。それでも、04年春場所では最高位となる小結に昇進。技能賞にも1度、輝いた。栄美夫人らから花束を贈られた雷親方は「一生懸命頑張る力士を育てたい。相撲界に恩返ししたい」と話した。