大相撲の浦風親方(43=元前頭敷島)が5日、大阪市北区の中央電気倶楽部で「相撲を見よう!

 大阪場所を10倍楽しく見る方法」の題材で講義を行った。

 約60人の前で相撲の歴史や、所作の意味などをスライドなどを用いて伝えた。現役時代に98年春場所の横綱貴乃花との初対戦から2場所連続金星を挙げたが、前夜に飲み明かしてリラックスしたことを暴露。「当時の師匠の立田川親方(元関脇青の里)が大鵬さんに勝った時にそうしたことを聞いたので自分もそうしたんです」と験かつぎだったことを明かすと、一気に場が和んだ。春場所(9日初日、大阪・ボディメーカーコロシアム)の注目力士については「鶴竜が綱とりですし、遠藤は幕内上位ですから、上位陣をどれだけ脅かすか。幕下には湊部屋の逸ノ城というのもいる。きっとすぐに関取になると思う」とPRした。