大相撲の西十両9枚目、豊真将(33=錣山)が九州場所初日の9日、日本相撲協会に「右膝脱臼で約2カ月のリハビリテーション加療を要する」との診断書を提出して休場した。

 ことし7月の名古屋場所で横綱日馬富士に押し倒された際、右膝を負傷。8月2日に手術を受け、リハビリを続けていた。

 豊真将の休場は3場所連続8度目で、来年1月の初場所で幕下転落が濃厚。師匠の錣山親方(元関脇寺尾)は「0・1パーセントの可能性があればと最後まで待ったが、様子を見ると、まだ無理。(初場所に向け)はい上がっていこうという話をした」と述べた。