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秋シーズン直前
監督、選手にインタビュー
秋シーズンの前に監督、選手に前期総括や個々が合宿で取り組んでいること、後期の目標などを取材しました。長距離主要選手は、9月26日の日体大記録会に出場予定です。
コメント
成田監督
「(現在のチーム状況は?)合宿はある程度こなした。合宿は去年の2/3の練習量。とりあえず、怪我人を回復させてあげる段階。次の合宿で鍛えていく。(箱根の)予選会がない分、ゆとりがある。(ケガ人は?)まったく走れないのは小林。あとはいない。(二年生、一年生について)二年は田中と友広。田中は土井(2003年主将)タイプで粘りが売り。でも、スタミナはまだ未知数なので、ハーフを使って確かめる。出雲駅伝も走らせたい。友広は大分よくなってきた。松垣、平野もいい。一年は、後藤、柳沼あたり。(今後の予定は?)まだなんとも言えないけど、記録会を9月、10月と二回走らせたい。去年は調整の一環で走らせたが、今年は来年のインカレにタイムで出場できる選手が少ないので記録を狙う。流れとしては、9月に出雲走らないメンバーが記録会、10月に出雲駅伝、そのあと主力メンバーが記録会、11月に合宿を行い、上尾ハーフ。そして箱根駅伝。」
佐藤長距離キャプテン
「(前期全体振り返って)全体としては全日本の予選会で出場を逃したり、全カレで0Pなど試合結果は悪かった。個人では、3月、4月はまったく走れない状態だった。いつもの怪我よりも長引き、走れないことがつらかった。試合にも出れず、キャプテンとして4年生としてみんなを引っ張っていけなかった。その分、3年生が引っ張ってくれた。(今のチーム状況)以前はバラバラな感じだったが、怪我人もほとんどいなくなりまとまりがでてきた。原田、田中がいい感じで伸びてきている。(個人的に強化している練習)上半身の筋トレを心がけています。レース後半のスタミナ強化の為です。春先に参加した実業団の合宿で行われていたのがきっかけです。(後期の目標)出雲駅伝は全員が経験していないので未知数なところがあります。箱根駅伝は、うちのチームは2年連続でシード権をとるケースが少ないのでシード権以上の成績を目標にしています。個人としては、箱根駅伝の5区をまた走り区間賞をとりたい。箱根駅伝は山で大きく差がつく。5区でいい走りをすれば、
チームにとって大きなプラスになると思うので。」
原田選手
「(前期振り返ってみて)思い通りのようにならなかった。故障もしたり、結果もよくなかったり。良かった点は、全カレなどの大きな試合に出れたこと。(合宿について)4年生が怪我をしたというのもあり、チームの主力として頑張らないといけないという自覚が出てきた。とりわけ指揮をとるとかではないが、走る時は前でひっぱったりと、チームをひっぱる自覚を持って練習していた。(後期の目標)去年よりタイムでも箱根でもいい結果を出したい。」
岡田選手
「(前期振り返ってみて)前期始めに故障をしてしまい、ケアを怠り、その結果回復が遅れ、試合結果も悪かった。主要大会に全部出場できたことは良かった点。(合宿について)普通通り、順調に合宿をこなせた。いかに力まずに、力を使わずに走るようにということを心がけて練習した。(後期の目標)駅伝シーズンなので、結果を残したい。区間賞をとりたい。」
白田選手
「(前期振り返ってみて)3月の仙台ハーフを走った後に怪我をしてしまいずっと走れなかった。そのためチームの力になることできなかった。その分、箱根駅伝の山下りの疲れはとれた。(合宿について)去年は怪我でずっと走れなかったが、今年は順調に合宿をこなせた。個人的には、山下りに耐えられる体を作るために筋トレを意識して練習しました。(後期の目標)箱根駅伝で区間賞、区間新をとりたいです。今のところ、順調にきているので手応えもあります。」
秋山選手
「(前期振り返ってみて)春は大事な全日本の予選で走れなかったり、失敗した思い出しかない。本当に悪い
点ばかりだった。その分同じ失敗を繰り返さないこと、試合で縮こまらないことやい
つまでも弱気でいないことなどのメンタル面、体調の調整を学んだ。(合宿について)合宿は全てこな
せた。去年は引っ張ったりすることができなかったが、今年はそれができた。また余
裕ができ、故障してちょこちょこ休むこともなかった。今回は、距離走でスタミナ
を強化した。(後期の目標)記録は最低去年以上をだしたい。9月の記録会はまだスピードがついて
こないので、確かめぐらいで。10月のはスピードもついてくるので、こっちの方が
ベストが出しやすいと思う。」
山口選手
「(前期振り返ってみて)春から大会には出場できたが結果を残せなかった。3月に実業団の合宿に参加したり、大きい大会に出場できたのは経験になったと思う。前期は出場するだけという感じだったので、後期は大会に会わせる調整の仕方をしていきたい。(合宿について)大学入って初めて怪我をして、一回目の合宿は参加できなかったが、その後は参加し、それなりにこなせました。長い距離を走る為に筋トレを多くやるようにしました。(後期の目標)駅伝で結果を出すためにも記録会で自己新を出すこと。」
圓井選手
「(前期振り返ってみて)いままでで一番しんどかった。よかったことは、まったくない。余計なことはしないことを学んだ。怪我を機に筋トレするようになった。怪我をするのは、筋力がないからなので。(後期の目標)とりあえず、出雲駅伝で区間賞を獲ること。そして、その後の記録会で28分台をだすこと。去年と違い、いままで怪我なく合宿のメニューをこなせているので、このままいけば28分台はだせると思う。あと、ハーフを走り、箱根駅伝独特の長い距離感をつかみたい。」
田中選手
「(前期振り返ってみて)春良かったのは、去年1年間走れなかったので、みんなと走れたこと、練習できた
ことが良かった。また五千、一万でベストが出たことが良かった。とりあえず今は順
調にきてる。(合宿について)合宿は距離走でスタミナ作りをした。(後期の目標)今後は、記録的に29分10〜20くらいを目指したい。日体大の記録会は、タイムと言うより疲労がまだ残っている
ので順位にこだわりたい。出雲はその結果次第だと思う。(周りからかなりの期待が
あるようですが)そんなことはないですよ。あまり気にせず、自分のペースでやりた
い。」
友廣選手
「(前期振り返ってみて)シーズン初めは調子も良く、試合に出してもらったけど結果がでなかった。(合宿について)合宿はしっかりこなすことを意識していた。順調にこなせることができた。まだ結果がでていないので、結果がでれば自信になると思う。(後期の目標)去年は箱根駅伝に出場できなかったので、今年はなんとか出場したい。」
平野選手
「(前期振り返ってみて)五千でベストがでたことが良かった。スピードが少しついてきたと思う。ただ全日
本の予選に出してもらったのに結果がでなくて、悪かった。(合宿について)合宿は3回とも全てこな
せたので良かった。(後期の目標)今後は記録会で29分台を出してインカレの標準を切りたい。最
終的には箱根に出たい。まだ疲労が残っているが、涼しくなってくれば、調子も上
がってくると思う。」
松垣選手
「(前期振り返ってみて)春は、関東インカレに出場できていい経験になった。逆に予選落ちしてしまったの
で満足できなかった。(合宿について)合宿は、白川のみの参加になってしまった。怪我をしてしまっ
て。全然だめだった。今はもう治っているが、走っていてもまだ違和感がある。夏
先、5000mでベストがでたんですが、そのくらいから、足が狂い始めた。だから、夏
は普通の練習のみで、+α分(合宿)ができなかった。(後期の目標)この先は、記録会で一万を2
9分30秒くらいを目指し、駅伝にでたい。今年は、そのくらいの記録を出さないと
メンバーに残れないので。とりあえず来週日体大の記録会の5000mに出場して、10
月中には一万に挑戦したい。」
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