<東京新大学リーグ:共栄大0-5東京国際大>◇2日◇大田スタジアム

 東京国際大監督としてアマ復帰した元広島の古葉竹識監督(71)が、公式戦初戦を白星で飾った。東京新大学リーグの初日。共栄大との1回戦に臨んだ東京国際大は、身長188センチのジャンボ右腕・小島慎司(2年=坂戸西)が7安打完封勝ちし、新監督に初陣1勝を贈った。「いやあ、緊張した。勝てて良かった。私の意図通りに動いてくれた選手に感謝したい」。広島で日本一に3度輝き、横浜を含め監督通算873勝の名将が、アマ監督1勝を素直に喜んだ。

 監督スタイルはプロ時代と同じ。ベンチのバットケース横にひっそり立ち、指揮した。赤ヘル時代を思わせる再三のエンドラン、計4盗塁の機動力で相手投手を崩した。今春、古葉監督を慕って、80人以上の新入生が入部。3点適時二塁打を放った内田優三塁手(開星)ら1年生5人を起用し、先勝につなげた。創価大、流通経済大の2強に阻まれ優勝のない東京国際大だが、古葉監督は「すぐは難しいが、ぜひ神宮(大学選手権)に連れていきたい」と意気込んだ。【佐々木紘一】