<東京6大学野球:法大1-1東大>◇第7週初日◇25日◇神宮

 法大-東大は、東大・鈴木優一(3年=西尾)、法大・加賀美希昇(2年=桐蔭学園)の両先発が譲らず、延長12回の末1-1で引き分けた。立大が勝ったため、東大の22季連続となる最下位が決まった。

 東大鈴木の力投は報われなかった。9安打を浴びながら失点は失策絡みの1点だけ。自責点はゼロだった。鈴木は開口一番「残念です」。法大戦の勝利となれば、05年春以来7季ぶりだった。前夜、大坪誉博捕手(4年=芝)とビデオを見ながら、配球を話し合った。その成果が出た自身初となる延長戦完投だった。「6回ぐらいから疲れてました。明日?

 言われれば投げますけど、ちょっと明日は…」。鈴木は正直?

 に話していた。