<東京6大学野球:東大5-4法大>◇第7週3日目◇27日◇神宮

 東大は5-4で法大にサヨナラ勝ちして4回戦に持ち込んだ。法大の4位が決まった。

 東大の左腕鈴木優一投手(3年=西尾)が中1日で167球を投げ、サヨナラ勝ちを呼び込んだ。被安打9の4失点。東大の法大からの白星は05年春以来。シーズン2勝は04年秋以来だった。鈴木は25日の1回戦で12回、188球を投げて引き分けていた。「今日はバテなかった。昨日、完全に休んで試合もスタンドで見てましたから」。趣味のマージャンにも興じて気分転換もできたようだ。鈴木は「疲れはあるけど、配球をしっかりして明日も行きます」と連投へ意欲十分。ちなみに東大投手のシーズン2勝は、04年春の松家卓弘投手(現横浜)以来となる。