<東都大学野球:亜大4-0東洋大>◇最終週初日◇29日◇神宮
亜大が東洋大との大一番に4-0で先勝し、4季ぶりの優勝へ王手をかけた。打線はドラフト1巡目候補の岩本貴裕外野手(4年=広島商)の2本の二塁打などで4得点。左腕エース岩見優輝(4年=熊本工)が今季5勝目を3度目の完封勝ちで飾った。あと1勝で18度目の優勝が決まる。
亜大の主砲・岩本が30日、優勝とプロ1位指名の「W胴上げ」を目指す。東洋大との決戦第1ラウンドでは、2本の二塁打で気を吐いた。4回、右越え二塁打を放つと、6回には逆方向への左中間二塁打。右へ左へ打ち分け、6回はスクイズで3点目のホームを踏んだ。「自分でもびっくりするぐらい、うまく打てました」。照れ笑いしながら丸めた頭に手をやった。今季は開幕の青学大戦で通算15、16号を放ち、歴代4位とした。しかし、以後は不発。前週の日大戦は8打数1安打の不振で、頭を丸刈りして出直しを誓った。
優勝のかかる30日は、ドラフト会議と重なる。すでに広島が地元出身の岩本の1巡目指名を公表。少年時代、市民球場に通い、カープを応援した岩本も、同じ左打者の前田智徳にあこがれる。ドラフトの行方が気になるが、「リーグ戦に集中したい。優勝しか頭にない」と話した。




