<東京6大学野球:法大8-4早大>◇第3週最終日◇28日◇神宮

 法大は2勝1分けで早大から05年秋以来7季ぶりの勝ち点を挙げた。打撃陣が早大4投手から11安打を放ち、勝ち点2として首位明大に並んだ。

 法大打線が早大・斎藤佑樹投手(3年=早実)を打ち崩した。初戦も2点適時打を放った「斎藤キラー」5番佐々木陽内野手(3年=作新学院)はリーグ戦初本塁打を放ち、早大から7季ぶりの勝ち点を挙げた。「平成最速の20勝って言うけど、記録を持っていたのは法政の先輩。ここで決めさせたくなかった」と笑った。

 今季斎藤が登板した2試合のビデオを繰り返し見て、斎藤-杉山の配球を徹底研究した。07年秋に斎藤に初黒星を付けた際は癖を見破っていたが「今回はそうではない」と言う。「追い込まれたら低めに変化球が来るので、カウントを取りに来る高めの変化球を狙った」と徹底した。

 6大学最多42度の優勝を誇る。優勝回数で1差に迫ったライバルを破った意味は大きい。金光興二監督(53)は「お前らが追い付かれる時代の選手になるのかと、徹底的に意識させた」と言い「天皇杯(優勝)を取らないと意味がない」と気持ちを切り替えた。