東京6大学野球連盟は28日、東京・渋谷で本年度初の理事会を開き、早大の新主将となった斎藤佑樹投手(3年=早実)が理事として出席した。同連盟では部長、監督、OB、主将、主務が理事を務めており、この日は観客動員に向け「活性化委員会」を設けることを決めた。前年比10%アップを目指すという。昨春の観客数は、30万1000人(35試合)で同投手の入学年(07年)から約2割減。会議を終えた斎藤は「学生の観客動員が少ないと思った。キャンパスで呼びかけることも必要かなと思います」と、自らも協力する考えを示した。会議では観客増に向けて、一律料金だった一般内野席(1100円)に学生割引(800円=中学生以上)を設ける、広報紙を学校等で配布することなども決めた。