<首都大学野球:東海大3-2武蔵大>◇第3週初日◇18日◇相模原球場

 8季連続71度目の優勝を狙う東海大が、延長11回の末、武蔵大を下した。先発の菅野智之投手(3年=東海大相模)は11回を4安打無四球2失点で完投した。

 11回、130球を投げても菅野には余裕があった。第1週帝京大戦後の2週間は、強化練習に取り組み、6日連続の投げ込みを行うなど、体を追い込んだ。この日の最速は149キロだったが、最後まで直球には勢いがあった。「目先の勝利じゃなくて、神宮(明治神宮大会)を見据えて戦おうと練習してました。疲れたけど、まだまだいける感覚は全然あった」と話した。