高校野球の対外試合が解禁となった8日、センバツ優勝候補の仙台育英(宮城)はキャンプ地の沖縄で、地元の沖縄尚学、美里工と対戦した。

 沖縄尚学戦は7-2で勝利。4-1とリードの7回には、エース右腕佐藤世那(2年)が登板し、わずか11球で3者凡退とした。登板はその1イニングのみだったが、佐藤世は「対打者の感覚は秋と変わらない。ストレートは、体重がのっていて良かった」と、手応えをつかんでいた。

 午後に行われた美里工戦は2-7で敗れた。得点はドラフト候補の平沢大河内野手(2年)の2ランのみ。平沢は「まだ打線がつながっていない。明日はしっかりとした試合をしたい」と表情を引き締めていた。