甲子園大会で春夏計3度の優勝を経験している常総学院(茨城)の木内幸男監督(79)が今夏限りで退任することが13日、分かった。学校関係者が明らかにしたもので、年齢や健康上の理由という。

 木内監督は「木内マジック」と呼ばれる巧みな采配が持ち味で、1984年夏に取手二を率いて決勝でPL学園を破り、茨城県勢初の甲子園優勝を果たした。常総学院では2001年春に優勝。03年夏に全国制覇をした後に勇退したが、07年に監督に復帰した。その後、夏の甲子園に2度出場したが、いずれも初戦で敗退した。