神村学園、連続甲子園へ圧勝/鹿児島大会
<高校野球鹿児島大会:神村学園16-1南種子>◇4日◇2回戦◇県立鴨池
2年連続優勝を目指す神村学園が16-1と圧倒的な強さで南種子を破り、コールド発進。4番鶴田都貴(3年)が初回に先制二塁打を打てば、3番小原圭人(3年)は2安打5打点と大活躍。元気な主軸に引っ張られてチームは15安打と大当たりだ。4年ぶりの甲子園を目指す鹿児島実は3-2と鹿屋を接戦で破り3回戦進出を決めた。大島、鹿児島情報なども3回戦へ進出した。5日には福岡など6県が開幕し、九州全県で球児の夏が幕を開ける。
2年連続の夏でもプレッシャーなどみじんもない。昨年の覇者神村学園が、初戦でいきなり15安打と打ちまくる圧勝で夏のスタートを切った。
頼りの3番小原と4番鶴田がきっちりと役割を果たした。初回、2死二塁から鶴田が左翼手の頭上を越える二塁打で先制点をたたき出すと、3番小原も負けじと2回に満塁から二塁打で3打点。続く打席でも単打と犠飛で計5打点を挙げる大暴れだ。春の県大会からこの2人が1試合で同時に安打を打ったのは35試合中わずか2試合しかなかった。「1人が打てば1人が打たなくて、2人で安打を打ったのは3試合目。その意味ではいいスタートですね」と幸先の良いスタートに山本常夫監督(47)は目を細めた。
昨年から4番で通算50本塁打をマークしている鶴田と昨年7番で甲子園に出場した小原。同じチームでも2人は「ライバル意識」を燃やす。夏までは鶴田の後ろの打順だった小原は「鶴田が打てば自分も打とうと、力んでしまうんです。今日は前だったので意識せずに打てました」と好調の要因を話す。この日が誕生日で「本当はホームランが打ちたかったんですけど」とちょっぴり不満げ。鶴田も「小原が打ったら早打ちになったりしていました」とこれまでを振り返った。
そんな2人も「もう1度甲子園に行きたい」という気持ちは同じ。「つなぐ打撃をしていきたい」と鶴田が言えば「今まではジコチューだったけどチームを優先します」と小原も宣言した。最後の夏はジコチューは封印。強力タッグで甲子園まで突き進む。【前田泰子】
[2008年7月5日12時15分 紙面から]
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