<高校野球・秋季静岡地区予選>◇6日◇島田球場ほか

 藤枝明誠は奥寺智滉投手(2年)が10奪三振で完投し、5-3で藤枝北を下した。

 藤枝明誠が2年連続4回目の県切符を勝ち取った。2回に2点を先制すると、着実に追加点を奪った。エース奥寺は6回に2点差まで追い上げられたが、粘りの投球で5安打10奪三振に抑えて129球完投。「守備に助けられた場面が多かった。逆に守備に頼ろうと開き直って、思い切り投げられました」と、笑顔で振り返った。

 奥寺は小学校6年生の時に、藤枝中央野球スポーツ少年団で藤枝北の繁田監督から指導を受けていた。「(繁田)先生には、最後まであきらめるなという精神を教わりました」。その恩師が率いる相手から県切符をもぎ取り、成長した姿を見せた。「県大会では、その気持ちを忘れずに投げます」と、同校の県初勝利に向け意気込んだ。【神谷亮磨】