数々の強打者を生んだ大阪で今夏、最多本塁打で大会に臨むのは東大阪大柏原(大阪)の石川慎吾捕手(3年)だ。高校通算54本。今春の近畿大会大阪府予選5回戦ではセンバツ4強の履正社に勝った。泉ケ丘東中3年で背筋力235キロをマーク。「バットを振りきる力がある」(阪神畑山スカウト)とプロも認める。「野球への執念が上回れば、弱者が強者に勝てる」と初の甲子園切符を目指す。