第86回選抜高校野球大会(3月21日開幕、甲子園)の出場校を決める選考委員会が24日、大阪市内で開かれ、新庄(広島)が創部86年目にして春夏通じて初の甲子園出場を決めた。

 同校は広島県北部、島根県境に近い豪雪地帯にある。寮生の選手は午前6時に起床して雪かきを行うのが日課だ。迫田守昭監督(68)は「雪はしようがない。環境より考えて練習を行うことが大事」と自主性を重んじたメニューを課す。中林航輝主将(2年)は「みんなが知恵を出し合って、中身ある練習をやれるようにやってきた」と笑顔を見せた。

 昨年夏の中国大会決勝では、延長再試合の末に瀬戸内に敗れ涙をのんだ。先輩が果たせなかった聖地に乗り込む。