センバツ高校野球大会(21日開幕、甲子園)に出場する北照の先発メンバーが15日、ほぼ決定した。固まっていなかった三塁手には背番号「13」の石田純平内野手(2年)が抜てきされることが確実となった。登録身長158センチのチーム一の小兵選手が、初の公式戦出場を迎える。

 和歌山キャンプ中のこの日、マツゲン有田球場で行われた練習後、1回戦(26日予定)の秋田商戦に向け河上敬也監督(50)が方向性を示した。13日の練習試合(対関大北陽)の先発メンバーが現時点でのベスト布陣であることを明言。実際の身長157・2センチの石田もそのメンバーで「小さくてもやれるぞ、というところを見せたい」と意気込んだ。

 石田は1年生だった昨年の春、秋の小樽地区予選でベンチ入りしたが、出場機会には恵まれなかった。このままコンディションを維持できれば、初の公式戦が甲子園になる。河上監督は「守りがいいし、試合で何かやりそうな雰囲気がある」と期待を寄せる。

 打席では小柄な体をさらに低くして構え「8球は投げさせたい」と石田。今大会の登録選手で2番目に小柄な特長を生かし、相手投手に嫌がられる“くせ者”を目指す。京都出身で、試合観戦で幾度となく訪れている甲子園のグラウンドに立てる日が近づいてきた。【中尾猛】