阪神がソフトバンクに連敗を喫し、2カードぶりの負け越しが決まった。0・5ゲーム差だった2位巨人が勝利したため、5日以来の首位陥落となった。
7回には藤川球児監督(45)がリプレー検証後に抗議を行い退場処分となり、場内が騒然とする場面もあった。
先制は阪神だった。2回2死一、三塁から、伏見寅威捕手(36)が2点先制の中越え適時二塁打を放った。
しかし4回、先発の大竹耕太郎投手(30)がソフトバンク柳田にソロ本塁打を献上。さらに2死一、三塁で庄子の二塁へのゴロを中野拓夢内野手(29)が後逸。今季初失策で同点に追いつかれた。
5回にも近藤に右中間へ勝ち越しのソロ本塁打を浴び、大竹は5回5安打3失点で降板となった。
反撃に出たい阪神だったが、7回の攻撃で、1死一塁から熊谷の二盗がタッチアウトとなり、藤川監督はリプレー検証を要求。判定は覆らず、ここでベンチを出て抗議を行い、その後退場が宣告された。
その直後の7回には、3番手の及川雅貴投手(25)が先頭正木に四球を与えて近藤に2ランを献上。さらに栗原に死球、柳田に左前打を浴び、1死一、三塁から広瀬に6点目の犠飛を許した。
前日9日と合わせて投手陣は計9被弾。この日もソフトバンクに打ち負ける形となった。
◆阪神監督の退場 13年8月23日中日戦の和田監督以来。和田監督は抗議時間が5分を超える遅延行為で退場となっている。和田監督以前では、岡田監督が07年6月8日オリックス戦、同年8月16日中日戦で球審を小突き退場。野村監督は99年8月7日ヤクルト戦、星野監督は02年8月23日巨人戦でそれぞれ審判員への暴言で退場。97年5月17日ヤクルト戦では吉田監督がメジャーから派遣されたデュミロ球審に抗議し退場処分を受けている。ちなみに、藤川監督は現役時代に危険球退場がなく、プロ入り後初めての退場。



