<高校野球山口大会>◇24日◇準決勝

 下関工が4-2で南陽工を破り、4年ぶりに決勝進出だ。均衡が破れたのは6回。2死一、二塁から2番青木茂(3年)が右越え2点三塁打。続くエースの与永祥平(3年)に適時打が出て3点を先制。先発の与永が13安打を打たれながら、粘りの投球で2点に抑えた。「打たれても打たれても頑張ろうと与永には言い続けた。よく守ってくれた」と田村悟監督(53)。決勝の相手は公式戦3連敗中の下関商。夏の大会で初めてとなる、下関勢同士の決勝戦に「胸を借りるつもりで、ぶつかるだけ」と話した。