東京6大学野球で、背番号30をつけた“高校の同級生対決”が実現した。
慶大・堀井哲也監督(62)と、今季から就任した立大・木村泰雄監督(63)は、韮山(静岡)のチームメートとしてともに甲子園を目指した仲だった。
2人ともベンチの外野寄りに陣取り、学生たちの戦いを指揮した。堀井監督が「ゲームに入ったら野球の中身とは関係ないですが、感慨深いものはありました」と話せば、木村監督は「(堀井監督は)どっしりしてますよね。落ち着いてゲームを読んでいるような感じがしましたね」と振り返った。
恩師も応援に駆けつけた。2人が韮山に入学し、3年生になる直前まで監督として指導していたのが、現在は静岡・三島市長を務める豊岡武士氏(81)だ。
この日も朝から東海道新幹線に乗り、2人の現役時代以来、41年ぶりに神宮を訪れた。
「2人とも野球に対して本当に真面目でした。すごい努力家です。うれしい限りです。出藍(しゅつらん)の誉れですね」
感慨深そうに初対決を見つめていた。【金子真仁】



