<高校野球滋賀大会>◇24日◇決勝

 近江が綾羽を12-5で下し、2年連続10回目の甲子園出場を決めた。プロ注目右腕、小熊凌祐投手(3年)が5失点と苦しむ中、打線が綾羽のエース鎌田から19安打を放ち、12得点と大爆発。チーム初の連覇を達成した。多賀章仁監督(48)は「好球必打でとらえられたのが勝因。部員100人の力の結晶です」と笑顔。小熊は「(連投で)疲れはあったが、今まで頑張ってきてよかった」と、嬉し涙をぬぐった。