<高校野球山梨大会>◇26日◇決勝

 山梨学院大付が3-1で甲府工を下し、9年ぶり4度目の甲子園切符を手にした。9回になっても、エース山田祐也投手(3年)の制球は乱れない。最後の打者を右飛に打ち取ると、クールに投げ続けた右腕が「よっしゃあー!」と雄たけびを上げた。

 試合後、誰もいないベンチ裏で須田喜照監督から「ありがとう」と右手を差し出され、笑顔で握り返した。優勝に導いたのはその制球力だ。大月市・猿橋中学時代から「自信があった」という安定感をこの日も披露した。直球は最速134キロながら、スライダーを交えて7安打3奪三振で1失点完投。「ボール1個分の出し入れを心がけた」と納得の投球だった。

 6月に行った明徳義塾(高知)との練習試合でコールド負けした。屈辱からはいあがり、結果を出した。「明徳にリベンジしたい」と早くも甲子園を見据えた。

 ◆山梨学院大付

 1956年(昭和31)に創立。野球部は57年に創部。夏は95、96年、00年に出場。生徒数898人(うち女子411人)。主なOBは巨人松本哲也、元ヤクルト伊藤彰。所在地は甲府市酒折3の3の1。古屋忠彦校長。