<全国高校野球選手権:日本文理11-3立正大淞南>◇21日◇準々決勝
ベンチ入り13人の立正大淞南(島根)が、力尽きた。新型インフルエンザに感染したとみられる林田真央主将(3年)ら2人が新たに離脱。14人で逆転勝ちした東農大二(群馬)との3回戦を発熱で欠場した山脇直也(3年)は1番遊撃で先発復帰したが、さらに1人少ない中で大敗を喫した。太田充監督(36)は「心身ともに、ここが限界だった」と苦しい胸の内を明かした。
5人の離脱で控え投手が1人もいなかった。終盤に力尽きたエース崎田は「オレしかいない」と、19安打11失点でもマウンドに立ち続けた。中盤までは1点を争う接戦だった。終盤に継投で勝機を見いだす試合運びもできず、初出場4強の夢はついえた。
主将の林田不在で、副将の成田捕手が必死でチームをまとめた。試合後、山本部長に田中球審から「よく頑張った捕手へ」と試合球が記念に手渡された。太田監督は「国体でベストのメンバーでもう1度やりたい」。体調を万全に戻し、9月末の新潟での国体で夏の続きを戦う。


