カンビンこと菅敏(すが・さとし)です。ユニホームの色をブルーに変えた大谷翔平さんを追いかけ、今年も米国に戻って参りました。パワー全開、スマイル満開の姿をファインダー越しに見られる幸せをかみしめつつ、今シーズンも撮りまくります。このコラムでは、クスッと笑える写真や、旅で起こる楽しいエピソードなどもご紹介しますので、どうぞよろしくお願いします。

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2月4日、ドジャース・ファンフェスタの翌日早朝にレンタカーにカメラ機材と数カ月やりくりする荷物一式をトランクに詰め込み、スタジアム近郊のホテルからキャンプ地のアリゾナ州グレンデールに向け出発しました。距離は約600キロで所要時間は約6~7時間かかります。

大谷翔平も通った道かと思うと、テンションも上がり、渡米3日目の時差ボケも吹っ飛びます。道はアリゾナに向かって一直線で、天候も良く、時間を忘れてのドライブでした。

約200キロほど走るとカクタスシティに到着し、そこでようやくトイレ休憩。砂漠地帯のど真ん中という感じでしょうか、毒ヘビやサソリに注意を促す看板がある中、犬を散歩させている人もいました。もしかしたら、翔平さんの愛犬デコピンもトイレ休憩をとったかもしれません。【カメラマン・菅敏】(ニッカンスポーツ・コム/MLBコラム「カンビンの観たい!撮りたい!伝えたい!」)

ロサンゼルスからアリゾナ州グレンデールのドジャースキャンプ地にレンタカーで移動。トランクにいっぱいの荷物を詰めて向かいます(撮影・菅敏)
ロサンゼルスからアリゾナ州グレンデールのドジャースキャンプ地にレンタカーで移動。トランクにいっぱいの荷物を詰めて向かいます(撮影・菅敏)