カブス和田の好投もあって一方的な試合展開になり、“戦意喪失”のインディアンスは終盤に野手2人が登板した。

 0-10と大差がついた9回、「5番DH」で出場していたライアン・レイバーン(34)を8番手でマウンドへ送り込んだ。球速は最速88マイル(約142キロ)をマークして2アウトまで取ったが25球を投じたところで限界に。走者2人を残して降板した。

 急きょデービッド・マーフィー外野手(33)が9番手として登板したが、球速は78マイル(約128キロ)しか出ず。味方の失策もあって、あと1アウトが遠かった。カブスの大物新人ブライアントに満塁弾を浴びるなど、計7点を追加されたマーフィーは「やっぱり大リーガーは高校生とは違うね」と苦笑いだった。