インディアンス村田透投手(30)が、メジャー初昇格、初登板で、黒星を喫した。

 ダブルヘッダーの第2試合に先発し、3回1/3を投げて2本塁打を含む4安打5失点(自責3)2奪三振1四球。球数は69球。

 初回を3者凡退でスタートした村田は、2回に味方内野陣の失策から連打を浴び、2点を先行された。

 3回は、2者連続三振など3者凡退。

 4回には4番デービス、6番スナイダーにソロ本塁打を許し、後続に四球を与えたところで交代した。

 07年ドラフト1位で巨人入りした村田は、10年オフ戦力外通告を受け、翌年渡米。その後、インディアンス傘下のマイナーでプレーを続けていた。

 この日は、ダブルヘッダーのため、規定により、選手を1人追加できるため、村田が傘下3Aコロンバスから招集された。

 初登板を終えた村田は、「アメリカへ来て5年目。(試合前は)やってやるぞ、とそれだけでした。思っていた以上に平常心でやれたかなと思います。早い回に降りて、先発として役目を果たせなかったのは残念です」と振り返った。

 試合は、インディアンスが完敗した。