ドジャース山本由伸投手(25)が敵地でのナショナルズ戦に先発し、6回4安打無失点、1四球7奪三振で6日のカブス戦以来、3試合ぶりとなる2勝目を挙げた。韓国でのデビュー登板を除けば5試合で計27回を投げ防御率2・00、奪三振率11・7と好投を続けており、今季2勝1敗、防御率3・54となった。

捕手を務めたバーンズは「今まででベストな投球だったかもしれない。特に速球が良かった。内と外、投げたいところにバシバシ決めていた。カーブも良かったし、スプリットも良い決め球だけど、今日は速球が最も重要な投球だった。ブルペンから良かった」と絶賛。5回に強烈なピッチャー返しをキャッチした場面は「まるで銃撃のようだったよ。怖い瞬間だった」と話した。

試合後にグラウンド上でインタビューを受けた守護神フィリップスは「マウンドに上がる度に見事な投球を披露してくれる。毎回結果がついてくるわけではないが、彼の今日の投球を見ていれば彼の契約はふさわしいことがわかる。チームに来てくれてうれしいし、今後が楽しみ」とコメント。ナショナルズのマルティネス監督は「球を低めに集めていた。いいものを持っている。緩急も使っていた。彼の投球は生き生きしていたよ。よく投げていたと思う」とたたえた。

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