米国の野球殿堂入り式典が26日、ニューヨーク州クーパーズタウンで行われ、大リーグのダイヤモンドバックスなどで通算303勝を挙げたランディ・ジョンソン氏(51)、レッドソックスなどで219勝のペドロ・マルティネス氏(43)、ブレーブスなどで213勝154セーブをマークしたジョン・スモルツ氏(48)、アストロズ一筋で3060安打を放ったクレイグ・ビジオ氏(49)の4人が表彰を受けた。

 マルティネス氏は式典のスピーチで「きょうは新たに3人の兄弟ができた」と喜び、同じドミニカ共和国出身で1983年に殿堂入りしているフアン・マリシャル氏と壇上で同国の国旗を掲げた。ジョンソン氏は会場にいた母親や家族に感謝の言葉を語ると、涙をぬぐった。

 競技者部門の殿堂入り投票で4人が選出されたのは55年以来。